RとPythonで医学統計

RとPython初心者医学生

医学生は民法の基礎を理解したほうが良い、絶対

法律っていうのは、弱い人を守るためにあるんだと思っていたの。でも現実は逆だった。知る努力をしなかった人が損するようにできているの 

ミナミの帝王」にも確か似たようなセリフがベタベタの関西弁で言われていたような

気がします。いずれにせよ、名言ですね。

 

社会に一旦放り出されると、「無知」であることは許されません。

「知りませんでした」なんて免罪符は通用しません。

すべて”自己責任”という、厳しい世の中です。

「先生から教わっていない」

「上司から教わっていない」

「周りの人から教わっていない」

なんて通用しません。

医師なれば常に重たい責任を負っています。

そう、「ヒトの生命」に関わる業務を行っているからです。

けれども、「命を守る」という大義名分のもとに何でも行って良いわけではありません。

何が許されていて、何が許されないのか。

なぜ、そのように法律は規定されているのか?

医師である前に1人の大人としてそれを理解する必要があるはずです。

 

 

ちなみにですが、医学生も法律を勉強します。

「公衆衛生」という分野で医師法などを学習します。

内容的には、結構ボリュームがあります。

最近は医療裁判も増加傾向にある?(ソースは確かめておりません)ためなのか、4年生時にあるCBTから公衆衛生の問題が結構出題されます。

本丸の医師国家試験も例外ではなく、公衆衛生の分野からの出題は多いみたいです。

けれども、そういった知識はあくまでAはBであるというような知識だけを勉強するような形であり、法律の基礎とは言えません。

 

 

法律の目的とは何なのか。

一般的には2つ目的があります。

  1. 法的安定性
  2. 具体的妥当性

最初の法的安定性ですが、教科書的には「法の秩序が確立され、みだりに動かないこと」と書いてあります。

法律が人によって変化しないように、時代によって変化しないようにと言った意味だと思っています。

具体的妥当生とは何か?

これは、法律がこの現実の社会経済の元で妥当かどうかということです。

要するに、法律が我々一般市民が納得できるようなものなのかということです。

現実で通用しない法律なんて要らないですからね。

 

法律の解釈には主に2種類あります。

よく国会などで自衛権について、色々解釈でもめてますよね。

法律の解釈にはいくつかやり方があるのです。

①文理解釈

文字通りに解釈することです

②論理解釈

これが今回のメインテーマです

 

論理解釈には、さらに4つの解釈に分類することができます。

  1. 拡張解釈
  2. 縮小解釈
  3. 類推解釈
  4. 反対解釈

 

論理解釈の実例として「車馬通行止」のケースを考えてみたいと思います。

おそらく、この例題は法学部の学生には常識レベルだと思います。

医学生なので、そのあたりの事情はまったく分かりませんけど。

医学生としては、法律の勉強は医学とはかけ離れていて学んでいて新鮮です。

 

  1. 「馬」という概念を拡張することによって、同じウマ科のロバやラバも通行できないと結論づける
  2. 「車」という概念を縮小して、二輪自動車でありオートバイなどは通行できると結論づける
  3. 牛は「馬」ではないが、同じ4本足の大きな動物なので通行できないと結論づける
  4. 牛は「馬」ではないから通行できると結論づける

論理解釈はその解釈の立場によって賛成にも反対にもなります。

主義主張を聞いたときにそれがどの解釈方法なのかを考える癖をつければ、ぐっと理解が深まると思います。

これから医師になり医師法と対峙する機会があるかもしれません。