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戦略的病院経営マネジメント・財務分析管理会計③「会計の基礎知識」編

前記事はこちらになります。

 

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 第1章だけ読んだのでそこまでをブログにします。

財務会計の役割」や「会計基準の必要性」に関しては、知っても知らなくても良いような気がしますけど、知りたい方がいれば「日商簿記1級の会計学」や「ビジネス会計検定2級のテキスト」に載っているのでそちらをご参照ください。

会計の一般原則についても、「真実性の原則」やら「損益取引区別の原則」やら「重要性の原則」やら解説されてますが、あまり重要性は低い気がします。

知りたい方は上記のテキストに掲載されているのでご自分で勉強してください。

ビジネス書でも扱っている内容ですので、読みやすい会計系のビジネス書でも大丈夫だと思います。

 

財務諸表に関してですが、これも簡単に「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」「付属明細表」の説明がされています。

よくわからないのであれば、資格スクエアの「ビジネス会計検定講座」などを受講することをオススメします。やる気のある方であれば、簿記の勉強も併せて勉強した方が良いと思います。

 

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「病院会計準則」なるものが存在しているらしく、これは医学生として押さえておく必要があると思います。

本文から引用すると、

医業未収金、前渡金、買掛金、支払手形、預り金などの当該病院の医業活動により発生した債権及び債務は、流動資産または流動負債に属するものとする。ただし、これらの債権のうち、特別の事情によって1年以内に回収されないことが明らかなものは、固定資産に属するものとする

 

貸付金、借入金、当該病院の医業活動外の活動によって発生した未収金、未払金等の債権及び債務で、貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に入金または支払いの期限が到来するものは、流動資産または流動負債に属するものとし、入金または支払いの期限が1年を超えて到来するものは、固定資産または固定負債に属するものとする

 

現金及び預金は、原則として流動資産に属するが、預金については貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に期限が到来するものは、流動資産に属するものとし、期限が1年を超えて到来するものは、固定資産に属するものとする

 

所有有価証券のうち、売買目的有価証券及び1年以内の満期の到来する有価証券は流動資産に属するものとし、それ以外の有価証券は固定資産に属するものとする

 

前払費用については、貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に費用となるものは、流動資産に属するものとし、1年を超える期間を経て費用となるものは、固定資産に属するものとする。未収収益は流動資産に属するものとし、未払費用及び前受収益は、流動負債に属するものとする

 

医薬品、診療材料、給食用材料、貯蔵品等の棚卸資産は、流動資産に属するものとし、病院がその医業目的を達成するために所有し、かつ短期的な費消を予定しない財貨は、固定資産に属するものとする

正常営業循環基準及びワンイヤールールに則っているので、基本的に真新しいものはないです。強いて言えば⑹ぐらいだと思います。

 

損益計算書に関しても、「医業損益計算、経常損益計算及び純損益計算に区分表示される」とありますが、「営業損益が医業損益」に変化しただけで考え方は営業利益と同じです(パッと読んでみた感じ。違ったらごめんなさい)

医療業界特有の勘定科目があるので、本文から引用すると

医業収益は、一会計期間に属する入院診療収益、室料差額収益、外来診療収益等から構成され、材料費、給与費、経費等の医業費用を控除する

 

経常損益計算の区分は、受取利息、有価証券売却益、運営費補助金収益、施設設備補助金収益、患者外給食収益、支払利息、有価証券売却損、患者外給食用材料費、診療費減免額等、医業活動以外の原因から生じる収益及び費用であって経常的に発生するものを記載し、経常利益を計算する。

赤字の部分が医療業界特殊の勘定科目だと思います。

 

キャッシュフロー計算書に関しては、「営業活動によるCF」が「業務活動によるCF」に少し名称変更しているだけで基本的な考え方は一般企業と同じみたいです。

キャッシュフロー計算書について知りたい方は、「ビジネス会計検定」などの教科書に詳しく載っていますので、そちらの方を参照してください。